自宅で楽しく、かつ効率的に健康的な身体作りができると今話題のBEAT式HIITトレーニング。当記事では、HIITトレーニング入門者向けにBEAT式HIITトレーニングを提供しているオンラインフィットネスBEAT代表の岩佐さん、インストラクターのKotaさんとNanaさんに突撃取材を行いました。
HIITトレーニングは、運動強度の高いエクササイズのため、入門者や初心者が1人でしっかりとした効果を得るのは難しいとされています。しかし、BEAT式HIITトレーニングには、しっかりと効果を実感するための工夫がありました。前編である当記事では、BEAT式HIITトレーニングの誕生秘話を明らかにします!
【岩佐さんのプロフィール】
岩佐克
学生時代は、みんなのマーケット株式会社でモバイル・サーバーサイドエンジニアとして従事。株式会社リクルートに新卒入社後、Webディレクターを経て、新規事業のプロダクトマネージャーとして従事する。
現在は、株式会社パワーヘルスを創業し、オンラインフィットネスBEATやフラワーギフトサービスSelam Flowerなどをプロデュースしている注目の起業家。
【Kotaさんのプロフィール】
ウェイトトレーニング歴10年のパーソナルインストラクター。2011年からインストラクターとしてのキャリアを積み、大手フィットネスジムでは店舗責任者を務める。
2019年8月に独立後、短期間ダイエット効果が期待できると話題のBEAT式HIITトレーニングを指導。
歌手や元アスリートへのレッスン経験も豊富。延べ2000人以上の指導実績を持つ敏腕パーソナルインストラクター。
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【Nanaさんのプロフィール】
フィットネスインストラクター。ダンス系HIITトレーニングだけでなく、米国ロサンゼルスで今話題のポップピラティスやヨガのパーソナルレッスンも手がける。
湘南乃風のMV「睡蓮花」にも出演しており、エクササイズ振付を担当。
その他、和菓子ソムリエの資格を持つなど、多方面で活躍している今話題の人気フィットネスインストラクター。
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仕事が忙しい。でも、健康には気を遣いたい。そこが出発点だった
宅トレプロ編集部
今日は、BEATの代表岩佐さんやインストラクターのKotaさん、Nanaさんに、前半ではオンラインフィットネスBEATの誕生秘話を、後半ではBEAT式HIITトレーニングの効果について、お話が聞ければと思っています。
はい!
岩佐さん
宅トレプロ編集部
さっそくですが、オンラインフィットネスBEATを創業する前はどんなことをされていましたか?
前職はリクルートでプロダクトマネージャーとして働いていました。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
リクルート!それはそれは、すごいですね。そのときに、BEATを創業しようと考えられたのですか?
そうですね。当時から、「全然痩せられないんだけど…何したらいい?」みたいに相談されることがよくありました。それで、一緒にジム通ったり運動してみたり、そこでアドバイスするじゃないですか。でも、みんな忙しいから、続けられない。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
痩せたいけど、毎週はジムに行けない!って方、やっぱり多いですよね(苦笑)
そこで、忙しい方でもできるフィットネスを作りたいな〜と思って。大学時代に、僕によくトレーニングやフィットネスを教えてくれたKotaに声をかけて、BEATのサービス開発を始めました。
岩佐さん
楽しいから続けられる。健康になるから仕事のパフォーマンスも上がる
宅トレプロ編集部
普段、忙しくてジムに通えない人や、昔ジムに通っていたけど辞めてしまった人にこそ、BEATは向いていると?
ええ。実際、今はKotaさんとNanaさんに加え、4人の方がレッスンをしてくれているんですけど。すごい楽しいトレーニングをしてくれるんです。
岩佐さん
彼女たちのレッスンなら、ただキツいだけじゃなくて、楽しいトレーニングができます。それでかつ、健康になって、仕事のパフォーマンスも上がる。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
めっちゃ最高じゃないですか!
だからこそ、なんでみんな逆にやらないんだろ?って(笑)
身体を鍛えて健康になるって、デメリットが1つもないじゃないですか。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
(うっ…耳が痛い…)
疲れにくく、パフォーマンスを発揮しやすい身体作りをする
当時、僕の周りでも「寝不足であんまり仕事ができない」とか「ご飯も最近あんまり食べてないんです」という方がかなりいらっしゃって。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
忙しい方ほどそんな感じでしょうね…(遠い目)
そうなんです!忙しい方ほど、夜遅くまで仕事をして睡眠不足で会議に出たり、疲れた表情で仕事をしているなぁと感じていました。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
(それは僕も、よく言ってるかも…)
でも、疲れた状態で仕事するのって、すごく効率が悪いんですよね。なので、疲れにくい身体を作ったりとか、パフォーマンスを発揮しやすい身体作りができれば、もっともっと良い仕事ができるのに、って常々思っていました。
岩佐さん
でも、そういう悩みを抱えている人っていうのは、基本的に忙しい人が多い。忙しくて、疲れていて。仕事の時間も伸びがちだから、フィットネスができないっていう悪循環に陥っている方が多いのが実情なんです。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
僕も、忙しくてジムに通えなくなって、結局辞めてしまいました。
健康的でいて、より高いパフォーマンスが出せる身体作りができる環境を提供したい。そして、今までよりも短時間で成果が出せる身体作リができる仕組みを作って広めていく、というのが僕の理想です。
岩佐さん
日本のフィットネス参加率は、欧米に比べて5分の1程度。でも、単純にジムを増やすだけでは参加率は増えない
実は、日本のフィットネス参加率って、人口の3〜4%くらいなんです。欧米に比べて5分の1程度。この数字をどうにか増やせないか、と常々考えていて。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
フィットネスで運動する人が増えれば、もっと健康的にバリバリ活動できますもんね。
本当にそう!でも、ただ単純にジムを増やすだけではそれは解決しないとも思っています。
岩佐さん
みんな、もっと健康になったら良いのに
宅トレプロ編集部
もう少し詳しくお聴かせください。
はい。私自身もけっこう忙しくて。ジムに登録したけど行けないことが多々あったんです。家でできたら良いのになぁってずっと思ってて。それでもっと、みんな健康になったら良いのにって。
岩佐さん
Kotaさん
それ、10年くらい前から言ってたよね。
そうだっけ…?
岩佐さん
Kotaさん
岩佐くんはフィットネス業界の先見の明がすごくて。10年くらい前から、「オンラインパーソナルトレーニング、一緒にやらない?」って誘われていて。
そうだっけ、覚えてない(笑)
岩佐さん
インストラクターさんの価値を上げたい、という根源的な想い
宅トレプロ編集部
当時、10年くらい前から構想してたときの想いやきっかけって覚えていますか?
はい。この想いは、おそらく今も当時も変わらないんですけど。インストラクターさんやインストラクターさんって、すごい知識や意識も高いし、高い能力も持っているのに、そのジムに行かないと出会えない。それがもったいないと思っていて。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
…たしかに!
それだけ知識もスキルもあるインストラクターさんだからこそ、もっと給料や単価の上がる仕組みが合ったら良いなと。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
単価が上がる仕組みとは?
リアル店舗のジムだと、1対1だとか、移動時間がかかってしまったりで制限があって、どうしてもレッスンの提供数が少なくなってしまいます。そして、提供できる数が少ないと、それだけインストラクターさんに支払われる報酬も少なくなってしまうんです。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
対面レッスンだからこその悩みだと。
そうなんです!
でもそれって、対面じゃなくてもよくない?って(笑)
岩佐さん
宅トレプロ編集部
だからこそ、オンラインフィットネスだった訳ですね。
でも、Kotaの言うように、家でも健康になれるくらいしっかりとしたハードなトレーニングをするのは、けっこう難しいんですよね。単純なスクワットと腕立てだけじゃ、健康にならないですから。
岩佐さん
宅トレプロ編集部
たしかに!でも僕らって、腕立てやスクワットみたいな基礎トレーニングしか知らないですもんね。それで、Kotaさんに声をかけられたんですか?
そうですね。
岩佐さん
BEAT創業時のKotaさんの想いとは?
宅トレプロ編集部
岩佐さんに声をかけられたとき、Kotaさんはどう思われましたか?
当時の僕は、大手フィットネスジムの店舗責任者として2,000人くらいの方のレッスンを見ていたんですけど。岩佐さんの話を聞いて…まだレッスンできてない人が何万人もいるなと思って。すごく良い話だなぁと。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
オンラインなら、もっと数多くの人にレッスンを届けられると。
そうなんです。ちょうど、もっと数を広げたいなと思っていたときに、岩佐くんからおもしろそうな誘いを頂きました(笑)
Kotaさん
宅トレプロ編集部
その他、当時感じていたフィットネス業界への想いはありますか?
フィットネスジムにいて、退会していかれる方や、入会されない方をたくさん見てきて感じていたのは、忙しい・時間がないっていう点です。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
僕もそうでした。
ジムっていうのは、トレーニングする時間が仮に90分だったとしても、その前後の準備や片付け、移動で3〜4時間くらいかかってしまいます。そういう余分なものを取っ払って、家で短時間で動けるなにかが必要なんじゃないかなっていうのは、漠然と感じていました。
Kotaさん
インストラクターKotaさんがレッスンで大事にしていること
宅トレプロ編集部
Kotaさんがフィットネスやトレーニングを始めたときのきっかけって何だったんですか?
僕は、トレーニングを始める前はもともと、総合格闘技やブラジリアン柔術をやっていました。その補強として、ウェイトトレーニングを始めたのがきっかけでトレーニングの良さを知ったんです。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
というと?
ウェイトトレーニングを始めてすぐにも関わらず、すぐにメキメキと効果が出ちゃいまして(笑) ヤバいこれだ!これでご飯食べたい!って思ったのがきっかけで、インストラクターを目指したんです。
Kotaさん
そこから大学のトレーニングルームに入り浸るようになって。結局授業はあんまり受けなくなってしまったんですけど(笑) その頃からトレーニングにのめり込みました。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
それで、トレーニングを極めようと思えるのがすごいです。
僕の場合、最初の成功体験がすべてでした。(トレーニングで)こんなに効果が出るのって、おもしろいな!って思ったんです。体重が当時、65kgだったんですけど。トレーニングを始めて10ヶ月で85kgまで増えたんです。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
それ、筋肉で増えたってことですよね。
はい。なんか、みるみる数字が変わっていくのって楽しいじゃないですか(笑) それでどっぷりハマった形ですね。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
すごっ
結局、楽しさなんです。山ほどジムを見てきましたけど、楽しさを見出だせた方が続けてくので。それをBEAT式HIITトレーニングでも、(トレーニングを)やっているときの楽しさや効果への楽しさを見出だしてもらえるように心がけています。
Kotaさん
NanaさんがBEATに参加したときの想いとは?
宅トレプロ編集部
Nanaさんは、どういうきっかけでKotaさん達と知り合われたのですか?
私はもともと、ティップネスの社員だったんですけど、レッスンのときに「なんか見てる人おるな〜」って視線を感じてて。それで声をかけてくださったのがKotaさんでした。
Nanaさん
なんか見てる人って(笑)
そんな変な目で見てないし(笑)
Kotaさん
(笑)
Nanaさん
宅トレプロ編集部
KotaさんはNanaさんに、何かこうビビッと感じるものがあったんですね!
僕はもう、これまで何百人ものインストラクターさんを見てきたんですけど、Nanaさんのレッスンは明らかに違うくて。明らかにお客さんがNanaさんに惹き付けられていたんです。この方とは、いつかどこかで仕事をしたいなと思いました。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
Nanaさんは、当時のフィットネス業界でどのようなことを感じていましたか?
私が感じていたのは、定期的にレッスンにきてくださる方が、決まっているなぁと感じていました。例えばダンスレッスンなら、40〜50代の主婦層の方だけ。毎回その方たちだけしか来てくれない。
Nanaさん
宅トレプロ編集部
会員の方が固定化されていく感じですか。
そうなんです。それで新しい方がきても、2回目には繋がらず、スッと消えていかれることが多くかったんです。
Nanaさん
周りの友人とかは、全然フィットネスに興味がなかったり、始め方が分からない人が多いんです。なんなんやろう…この状態は…ってずっと感じていました。
Nanaさん
宅トレプロ編集部
その他、フィットネス業界にいて感じていたことはありますか?
フィットネスジムに来られる方は、自分の意志で「運動しなきゃ!」という気持ちで来られています。でもそうじゃなくて、「運動しなきゃ!」と思えない人達に、どうやって運動の楽しさを伝えていけば良いのか。運動って楽しいなって思ってもらえるのか。それが、今の私たちインストラクターの使命なのかなって感じています。
Nanaさん
インストラクターNanaさんがレッスンで大事にしていること
宅トレプロ編集部
Nanaさんがフィットネス業界のインストラクターになろうと思われたきっかけについて、教えていただけますか?
私はもともと、アメリカの大学に通っていました。アメリカの大学って、食べながら飲みながら授業が受けられるんですけど。私、食べてばっかりで、気付いたら体重が60kgに増えていました。当時のあだ名は、マツコ・デラックス。
Nanaさん
宅トレプロ編集部
(苦笑)
一時帰国で日本に帰ってきたときとかに、知り合いに5度見されるくらい(笑) そのときに「あんた、ちょっと痩せた方がいいで」っていわれたのがきっかけでした
Nanaさん
宅トレプロ編集部
そこからフィットネスを始められた訳ですか?
はい。いやでも、ジムに行くのはなんか億劫だし、なんかできひんかなぁって思ったときに、当時はまだ流行っていなかったオンラインフィットネスに出会ったんです。ポップピラティスに。今、私がメインでレッスンもしているエクササイズです。
Nanaさん
宅トレプロ編集部
ロサンゼルス発祥のやつですね!
そうです!それを始めたのがきっかけで、家でずっとやっていて。半年くらいで10kg痩せました。
Nanaさん
宅トレプロ編集部
半年で10kg!?すごいですね!
もちろん、食べもんとかも気をつけたんですけど。そのときに初めて、食の勉強やフィットネスの勉強を始めました。それで、大学を卒業するときには、入学当時のもとの体型にまで戻したんです。
Nanaさん
その当時の成功体験がものすごく強く印象に残っているんです。あんだけ顔パンパンやった当時の自分が、自分の力だけで元に戻せたっていう。そして、これは伝えたい!他の方達にも、運動することの大切さや、健康の大事さ伝えていくべきだな、と感じたのが、インストラクターになろうと思ったきっかけでした。
Nanaさん
宅トレプロ編集部
そんなダイエットの成功体験を持つNanaさんだからこそ、これからBEATのレッスンを受ける方に向けて伝えたいことはありますか?
ダイエットに挑戦する方って、「2ヶ月で5kg痩せたい」「3ヶ月で10kg痩せたい」というように、短期間で目標設定をされる方が多いんですけど。でもそうしてしまうと、心にも身体にもすごく負担がかかってしまう。そうじゃなくて、いつも120%の力じゃなくて良い。90%や80%の力でもいいから、楽しく続けていくっていうのが大事だと考えています。
Nanaさん
宅トレプロ編集部
確かに、楽しくないと挫折してしまいそうです。
気持ちが先に変わって、身体は後から変わっていくというのを、私はいつも大事にしています。
Nanaさん
運動習慣をまず一番に身につけていただいて、その後に気付いたら、心も身体も変わってる。それで楽しくなって、色んなジャンルの運動にチャレンジしたいという気持ちになっていただきたいです。
Nanaさん
運動へのハードルは低く、でも効果を感じられるフィットネスを提供したい
宅トレプロ編集部
その他、オンラインフィットネスを提供するにあたって、実現したいことはありますか?
実は、敷居の高さをどうにかしたい、という想いもありまして。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
敷居の高さ、ですか。
僕の場合は特に、当時は大手のフィットネスジムにいたので、この敷居の高さはより感じていて。この敷居の高さを下げて、より多くの人に運動してもらいたいという思いもありました。
Kotaさん
宅トレプロ編集部
たしかに。ちゃんとしたジムに通うとなると、それなりの覚悟が要りそうです…。
でも、単に敷居の高さを下げるだけではダメなんです。なぜなら、敷居の低いフィットネスには効果のないものが多いから。だからこそ、敷居は低くてかつ効果の出るものを提供したい。でも、今そういうサービスはないからこそ、移動時間もなく短時間で効果が出せる、このBEAT式HIITトレーニングで、それを実現したいと考えています。
Kotaさん
オンラインフィットネスBEATへのインタビュー前編となる当記事では、代表の岩佐さん、インストラクターのKotaさんとNanaさんから、BEATの誕生秘話と、フィットネス業界への想いを伺いました。
後編では、BEAT式HIITトレーニングの詳細や、短時間で効果を出すための工夫、BEAT式HIITトレーニングがおすすめな人や向かない人などを取材しています。続きは後編「【インタビュー】オンラインフィットネスをジムの劣化版にしたくない。ジムより効果が出るトレーニングを」でチェックしましょう!
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